こんにちは。東京・町田にて16タイプパーソナルカラー、7タイプ骨格、顔タイプ診断をしているイメージコンサルタントのkumiです。

このページではkikiiの大きな特徴のひとつの診断環境についてつらつらと語っていきたいと思います。ここまで詳しく言及しているサロンはなかなかないと思いますので興味のある方は是非読んでみてほしいです。

私も保有している色彩検定1級の勉強をしていた時にも「やっぱり環境って大事だな」と再確認しました。
色彩検定の中で「測色(色を測る)」という単元があるのですが、その中でも光の環境についてかなり細かく決められているんです。
色を正しく判断するにはそれに相応しい環境でないと難しい。
例えば同じリンゴを見るにも、オレンジの照明の部屋で見ているのか、はたまた青白い照明の部屋で見ているのか。リンゴの色は全然違って見えてしまいます。
照明でなくてもリンゴの本来の色を見たいのであれば、きっと夕焼けの光を浴びながら判断はしないですよね。

色を判断するにはそれに相応しい環境でないと分からないのです。
実は照明だけでなく、周りの建物だったり部屋の中の壁・床・家具の色味なんかも関係してきます。


※この画像は色味の違いが伝わりやすいように作成しています。

その環境の条件は大きく分けると2つあって、「①北窓昼光」と「②適切な照明」と定義されています。

「自然光」を売りにしているサロンさんもたくさんありますよね。これも決して間違いではなく「北窓昼光」であれば正しい環境です。
北の窓から入る晴れた日の10時〜14時の光であれば正しく色を判断できるよ、ということです。

ただ、この条件を満たすのってかなり難しい。

北に窓がないのもよくあることだし、診断の日が曇り、雨、雪ということも当然あります。
曇りや雨の日は外が全体的にグレーっぽい色味になりませんか?
その光を受けながら色の判断をするのはリスキーです。さっきのリンゴの話と一緒ですね。

そこで、「適切な照明光なら北窓昼光(自然光)でなくても色を測ることができるよ」と定義されているんです。

パーソナルカラー診断も「色を判断する」ことと深く関係しているので、同じことが言えます。

条件の2つ目にある「適切な照明」というのがうちのサロンでも使っている「高演色ライト」と呼んでいるものです。

これが色を判断するには本当に文句なしの照明です。実物はけっこう大きくて重厚感があります。
16タイプのパーソナルカラーを行うサロンでここまで性能のいいものを取り入れているサロンは正直ほとんど見たことがないです。
100点満点が最適な環境だとするとこの照明を使えば99点まで持っていけます。とっても優秀。

市販のものだと「高演色」と謳っていても(パーソナルカラー診断用としては)演色性はさほど良くありません。
98点くらいを謳う商品はたくさんありますが、厄介なことに実際は最大で98点というような意味合いのため、不安定で色の判断をするには向いていないものがほとんどです。

そして光の量と当て方。これもかなり重要。
フロアランプなどでよく見る丸い電球を顔の上や前から当ててしまうと逆効果になったりするんです。

色を判断するためには顔だけを照らしてもあまり意味がないので、上半身ごと明るくすることが必要です。

導入している高演色の照明を使えば日光がなくても条件的には診断可能ですが、私は必ず昼間に診断を行い、自然光+照明の環境で色の判断をするようにしています。

正しい環境下だともちろんお客様自身も顔うつりの変化を感じられるので、理解度もかなり高くなるのではと思います。
複数のサロンでパーソナルカラー診断を受けたことのあるお客様にも「違いが1番分かりやすい!」と仰っていただくことが多いのも自慢のポイントのひとつ。
自分の目でしっかりと比較し納得しながら診断を受けられます。これはすごーく大切なことです。

色を判断する環境の2つの条件を満たしていないサロンからの再診のお客様がとっても多いのが正直なところ。
そのような環境下だと自分でも違いがよく分からないまま診断が進んでしまうことも理由のひとつだと思います。
私も過去に同じ理由で再診断を受けたことがあるからこそ、
アナリストになった今、お客様には正しい環境で診断を受けてほしいと心から思っています。

鏡も実は特注のもので、多くの鏡にある緑みや青み、歪みの一切ない高精彩ミラーを使っていますのでお肌やドレープの色も正しく映ります。
「鏡?」と思う方もたくさんいらっしゃると思います。鏡、めちゃくちゃ大事です!


同じ条件で撮影しています。

色味が全然違って見えますよね。鏡も実は診断環境に大きく影響があるんです。

また、お客様の後ろに立って診断をするアナリストである私の服の色(トップス)も診断に大きく影響しますので、気をつけて服の色選びをしています。

サロンの建物も前に遮るものがない立地で大きな窓がある所、部屋内も無彩色を基調とした床や壁などを選んでいます。
診断の悪影響になり得るものは徹底的に除外しています。
無骨なライトや鏡、壁紙、私の洋服も無彩色なので華やかさには少し欠けるのですが、サロン内は最適な診断環境を作ることに何よりも重きを置いています。

イメコン診断って一生にそう何度も受けるものではないと思うので、最高の環境で正しい診断を受けてほしいという思いからkikiiではとことんこだわって診断環境を作っております。

サロンがたくさんあり飽和状態の今、選ぶ基準が分からず困っている方が多くいらっしゃると思います。
そのたくさんのサロンの中にも
「色を正しく見ること」にこだわりを持っているサロンも少数ですがあります。

パーソナルカラー診断は環境(光源)が命です。

その大切さが伝わるとうれしいなと思いこの記事を書きました。
ぜひ参考にしてくださいね。

後悔なく診断を受けられるよう
いろんなサロンを比較、吟味してください。

※ライトについては非売品のためご質問等へのお答えはしておりません。